2016年05月06日・13日発行 1427号

【「入れ墨調査」処分の撤回へ/公正判決求め、最高裁へ要請/6・17東京総行動の成功へ】

 「おはようございます。私たちは『入れ墨調査』にかかる不当処分の撤回に向けて最高裁判所へ上告しています。公正な判決をよろしくお願いします!」

 4月15日、最高裁判所前での早朝からの宣伝行動は、大阪市役所の組合事務所の使用不許可問題で、同じように上告受理を求めて闘う、全労連をはじめとした労組・団体とともに行いました。

 最高裁要請行動は2回目。6月17日予定の東京総行動に私たち「入れ墨調査」処分撤回の闘いがエントリーするのと連動して行ったものです。最高裁に上告している森さん(当時:病院局)、人事委員会で闘う津々木さん(当時:西淀川区)など5人で要請に入ることができました。

 最高裁に対して、この間に取り組んできた署名(交通局13団体・個人428筆、病院局15団体・個人455筆)を訟廷首席書記官補佐へ提出。2名の当該から、この裁判に取り組む思いと大阪高裁の不当判決の内容を伝え、担当書記官と調査官から裁判官へ私たちの思いを伝えてもらうように訴えました。

 国会・厚労省前では、格差・貧困・戦争の安倍政権への怒りを示す「国民春闘中央行動」に合流し、署名を呼びかけ、多くの方に協力してもらいました。

 さらに渋谷へ移動して「最賃引き上げアクション」キャンペーンにも参加。若者の街渋谷の真ん中のマクドナルド前で、世界で同時に最低賃金を1500円に!≠ニ訴える行動は、お洒落でありながら、若者や市民の注目を集める楽しい取り組みでした。

 さまざまな労働組合と出会い、またどの組合も公正判決要請署名を快く引き受けてくれ、東京での闘いに参加してエネルギーを得ることができた1日でした。

 いよいよ次は6月17日の東京総行動。多くの労組や団体とともに最高裁への要請に取り組みます。公正判決を勝ち取るために、さらに署名を積み上げるとともに、吉村大阪市長への訴えを強めます。

 みなさまの東京総行動へのご参加、よろしくお願いいたします。

(「入れ墨調査」処分を撤回させる会・松尾暢浩)

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