2016年05月06日・13日発行 1427号

【首都圏は1万6193筆 市民が切り開く野党共闘】

 東京では、安保関連法に反対する学者の会発起人の佐藤学・学習院大教授を招いて「市民が切り開いた野党共闘! さらに大きく参議院選挙勝利へ」をテーマに議論。夏の2016ZENKOin大阪への参加を呼びかけた。

 首都圏では1万6193筆が集約されている。佐藤教授は「街頭で署名を集め続けられていることに敬意を表する」と評価。アジアの市民運動の高揚を紹介し、「いまアジア共通の民主化スタイルがある。シールズは政治への絶望・不信を根底に、東日本大震災のボランティアから始まった。やさしさといたわりがあり、私≠ェ主語になって発言する。一人一人の尊厳を重んじようという願いが感じられる」と指摘した。

 野党共闘づくりの苦労話を交えながら「熊本は市民連合をつくって、47自治体中40が保守系という中でも互角になれた。野党共闘をつくるのは市民の力だ。今後衆院選での野党共闘、南スーダン派兵阻止も取り組んでいこう」と激励した。

 各地からは「署名運動を通してママの会などさまざまな市民が集まっている。4月3日には、市民連合横浜☆ミナカナで600人の集会ができた」(神奈川)「署名を共同行動で行ってきた。衆院小選挙区での野党共闘の動きも進んでいる」(東京・荒川)などの報告。5月3日憲法集会、6月5日国会包囲行動のアピールもあった。

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