2016年05月20日発行 1428号

【あだちフェスタ大成功 地域からアベ政治を変える】

 4月29日、東京・足立区の協同組合型企業パラマウント・ワーカーズ・コープで、3回目の「あだちフェスタ」が開かれた。強風の中、近隣住民や区最北部の花畑地域からかけつけた車椅子の男性ら多くの人が来場した。

 今回初めて設けた「子ども食堂」は、素材にこだわった昼食を500円で提供。ひっきりなしにお客があり、用意した21食を完売した。隣の「子どもひろば」でも、生後1か月から5歳まで14人がこいのぼり作りや輪投げを楽しんだ。親たちのほとんどは、ポスティングされたチラシで催しを知ったという。

 ミニステージでは、実行委員長の土屋のりこ足立区議が「話題のタックスヘイブンに日本の企業は56兆円。ここに課税すれば、社会保障を充実できる。もうすぐ参院選。ひどいアベ政治を何としても変えよう」とあいさつ。

 平和と民主主義をともにつくる会・東京の西岡信之さんは「国民健康保険料は前年所得で算定するため非常に高くなり、滞納が多い。減免制度があるが、足立区では納期限の7日前までに申請しないと適用されない」と低所得層に冷たい足立区政を批判した。

 若者バンド「ZENKOジムキョクズ」は『オジー自慢のオリオンビール』の替え歌から映画『スタンド・バイ・ミー』の主題歌まで多彩なレパートリーを披露。霞が関の経産省前テントひろばでつながったミュージシャン、イッシー&ワッシーさんや稲垣剛治さんも友情出演した。

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