2016年08月05日発行 1439号

【みんなで止めよう伊方原発 全国集会に700人 鹿児島・沖縄とも連帯】

 7月24日、「みんなで止めよう伊方原発全国集会」には全国から700人が結集。全交関電前プロジェクトから3人が参加した。

 原発から約1キロ。伊方ビジターハウス前の全国集会。ルポライターの鎌田慧さんが「闘いが川内(せんだい)原発だけしか運転できない状況をつくり出している。わたしたちは勝利に向かっている」と発言。ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会・野呂正和さんの「60年稼働させると言っていた知事を落としたぞ。避難しなくても大丈夫と言っていた知事を落としたぞ」との叫びに大きな歓声がわく。野呂さんは、新知事三反園(みたぞの)さんの立候補表明から反原発運動が粘り強く働きかけ、候補を一本化する過程をリアルに語った。「熊本地震が三反園さんに原発停止を鮮明にさせ、8万票の大差をつけた。この勝利を稼働阻止につなげる」

命を守る闘いだ

 沖縄平和運動センター議長山城博治さんのメッセージにひときわ大きな拍手が湧く。東村高江のヘリパット建設強行抗議行動のさなかに十数回のショートメールで届けられたものだ。「沖縄は負けない、あきらめない。伊方再稼働阻止の闘いもいっしょ。平和と命を守るために闘おう」

 後半は伊方ゲート前に移動して発言、歌にコールと多彩に運動が交流された。ここに集まった人びとの力があれば必ず勝利できる確信を持つことができた全国集会であった。

(全交関電前プロジェクト・判田明夫)

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