2016年08月05日発行 1439号

【みんなの力で改憲とめよう 参院選後初めての総がかり行動 国会行動に4500人 鳥越さん「憲法守る東京都に」】

 参院選後初めての総がかり行動が7月19日、国会議員会館前で行われた。「憲法改悪は許さない」が掲げられ、4500人が集った。

 開始と同時にどしゃ降りの雨が集会を襲う。駆けつけた鳥越俊太郎さんは「いま国会の上に暗雲が立ち込めているように、安倍政権の出現後、日本の上には暗雲が立ち込めている。国民、都民一人ひとりが立ち上がって暗雲を打ち払おう」と呼びかけ。「東京に1に平和、2に憲法、3に脱原発を実現したい。『憲法を守る東京都』のメッセージを世界に発する。原発も立派な核。私は最初に非核都市東京を宣言する。非正規雇用が4割を占め、格差は広がる一方。これを解決しないと暮らしはよくならない。東京から格差をなくす。一緒に新しい東京に変えよう」と訴えた。

 参院選の共闘を引き継ぎ、民進・社民・共産の各党から「みんなで自民党改憲草案にノーの声を。都政を都民に取り戻すため一緒にがんばる」(福島みずほ社民党副党首)などの発言があった。

 沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックの大仲尊(たかし)さんが、高江のヘリパッド建設工事強行に対する闘いを報告。コールでは「みんなの力で改憲とめよう」に加え、「オスプレイ来るな」「高江に来るな」と唱和した。

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