2018年02月16日 1514号

【改憲NO!市民アクション・滋賀結成/県下30万筆へGO!/キックオフ集会に300人の熱気】

 2月3日、大津市内で「安倍9条改憲NO!市民アクション・滋賀キックオフ集会」が開かれた。市民アクション・滋賀は、全交滋賀、戦争をさせない1000人委員会・しが、憲法を守る滋賀共同センター、護憲原水禁滋賀県民会議、滋賀・9条の会など県内7団体を運営団体として発足。3000万署名を滋賀県下で30万筆(県民4人に1人)を集めようというもの。

 300人で熱気にあふれる集会は、市民アクション・滋賀共同代表の峯本敦子(全交滋賀)さんの司会で開会。呼びかけ人を代表して井戸謙一弁護士が「戦争は行き詰った資本主義を救済する最後の手段。徹底した平和主義に基づく9条は人類のあり方。憲法に合うよう社会を変えるべきだ。私たちは、殺されても、殺させても、殺してもならない」と署名推進を訴えた。

 講演は伊藤塾塾長の伊藤真弁護士だ。「(安倍は)9条をそのまま残し、自衛隊を規定した9条の2を追加する。例外規定で9条2項を空文化し、国防の名で自由が抑圧される国になる」と警鐘を鳴らし、「国は与えられるものでなく私たちがつくりあげるもの。行動しなければ何も変わらない。ゼロより1筆。ゆっくり急ごう」と90分熱弁をふるった。

 最後に、19日統一行動、3月24日のステップ集会、5月3日の滋賀県大集会や新聞意見広告運動等が提起された。また、地域で署名活動を行なう県民を増やす交流も行う。県下30万筆を実現するための統一した活動が本格的にスタートした。



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