2018年07月06日 1533号

【ZENKO/沖縄参加団/6.16〜18報告】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)沖縄参加団は6月16〜18日、「8月17日土砂投入」通告で緊迫する名護市辺野古キャンプ・シュワブゲート前などを連帯訪問した。参加者から報告を寄せてもらった。

スクラムを大きく 大阪でも行動

 初めて辺野古座り込みに参加した。理由は、基地建設反対の思いだけではなく、基地建設を食い止める人びとのスクラムをダムに例えれば、ダムをつくる一つの石になりたい、そして、自分が学び行動することで一緒にスクラムを組んでくれる人と出会いたい、と思えたからだ。

 実際に座り込みのスクラムを組み、フェンス越しに沖縄防衛局と対峙し、「美(ちゅ)ら海を元に戻せ!」「戦争準備をやめろ!」と要求すると、このスクラムを大きくしたいと強く思った。そして、スクラムを組む人びとの言葉から多くを学んだ。それは、(1)辺野古新基地は普天間基地には無い軍港・弾薬庫を備えて、拡大・強化する狙いがある(2)現地での行動が計画を引き延ばし、予定通りには進ませていない(3)現地での行動が無ければ計画は進んでしまう(4)計画をやめさせるには全国の人びとの力が必要である―ことだ。

 この学びを次に生かしていきたい。(1)血税を使って基地の拡大と充実を狙い他国へ戦争を仕掛けることを容易にすることは許せない(2)この考えに共感を拡げるために大阪で行動しよう、と思った。

    (大阪・渋谷国彦)

 
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