2018年08月31日 1540号
【県民大会参加者の声】
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つくらせないと思いは一つに
辺野古に新基地はつくらせないと、8・11沖縄県民大会に参加してきました。
前日、県民広場から出ているバスに乗って辺野古現地のテントに向かいました。200名近い人が集まり、集会をしていました。翁長知事の死去ということもあり、この日はトラックの搬入はありませんでした。参加者全員でゲート前抗議デモをし、土砂搬入阻止の決意を固め合いました。
11日当日は曇りでしたが、翁長知事の死去を悼む黙とうから集会が始まると、小雨が降りだしました。会場には続々と人が集まり、入れない人がいるため前に詰めるようアナウンスがありました。参加者は、配られた「辺野古新基地建設NO」のプラカードを雨に濡れないように抱え、全員で大きく掲げて訴えました。
次男の翁長雄治さんが父の残した言葉として「うちなーんちゅが一つになれば、お前が想像するよりはるかに大きな力になる」と涙ながらに発言し、何としても基地はつくらせないと思いを一つにしました。最後は全員が、「頑張ろう」とつないだ手を高く掲げました。
7万人の参加者が思いを一つにした現地集会に参加し、安倍政権を一刻も早く倒す決意を強くしました。
(東京・ZENKO南部・茅根潤一)
県民の覚悟が試される
翁長知事の辺野古埋め立て承認撤回の決意に、多くの県民が勇気を得た矢先の知事の死去。知事を失った県民の悲しみ、喪失感ははかりしれない。志半ばで亡くなった翁長知事の遺志を継ごうという一人一人の思いが7万人という参加者につながったと思う。
どんな困難にも負けず、絶対に新基地を造らせないという県民の強い決意が示された大会だった。翁長知事亡き今、新基地阻止に向けて一丸となれるか、県民の覚悟が試されていると思う。
(ZENKO沖縄・新垣仁美)
涙をぬぐい 私は闘う
台風が近づく中、時おり激しく降る雨、それは「涙雨、そして怒りの雨」だ。17日土砂投入との発表に対し、県民大会は「辺野古新基地阻止!」と翁長知事を先頭に決意表明する大会になるはずだった。
しかし、その3日前に翁長知事の訃報。激しいショック、悲しみと理不尽だという思いが涙となってあふれた。だが、涙をぬぐい、私は闘う。「辺野古に基地をつくらせない」。それは7万人の人たちをはじめ全国の思いだからだ。
安倍政権は国策の名で原発、基地をつくり、命、人権、暮らしを奪おうとするが、これ以上の横暴は決して許さない!
大会開始前に集めた「東アジアの平和を求める署名」をしてくださった方が「署名ありがとう。がんばりましょう」と。一人一人は弱い。だが大勢が団結し闘うことで安倍政権を必ず倒す! 「勝つまであきらめない」の言葉をかみしめ、誓った県民大会。みんな、ともに闘おう!
(全交・関電前プロジェクト 秋野恭子)
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