2019年01月18日 1559号

【地域に広がる『ソソンリ』上映会/響きあう日韓民衆平和への思い】

 年の瀬の12月23日、大阪・豊中上映会を開催。11月試写会を含め26人が鑑賞しました。感想の一部を紹介します。

 「THAAD(サード)配備反対の闘いは、『えいえいおう!』ではないのだなあ。人や虫や野草や木陰を与えてくれる樹と、愛を交歓して生きる幸せを守る闘いなのだ」(70代・女性)「青い空、したたる緑、土のにおいの中で、地べたに張りつくように生きてきた『ハルモニ』の物語。地球と一つになったささやかで謙虚な全人生を、このドキュメントはあきれるほど丁寧に映していく。撮影者もまた、『ハルモニ』たちを心底愛して、寄り添い語り合い、空気のような存在になるまで長期に密着して撮影したのだろう」(40代・女性)「朝夕座り込みをしながら、種から苗を育てている。ハルモニの姿に胸を打たれました」(50代・女性)「自分の名前で呼んでもらえなかった女性たちの闘いが背景にあって、今の運動に繋がっているところに感動。このような映画が、何故韓国ではできて日本ではできないのか?」(60代・女性)

 「右翼団体が入り乱れる場面などはわかりにくかった。画面に説明があればなあ」との感想も。運営の工夫で補う必要がありそうです。第2回の上映会(1月27日(1)10時〜(2)13時半〜 豊中すてっぷ<阪急豊中駅>・セミナー室1A)にいかしたいと思います。

(全交・豊中 山田敏正)

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