2019年07月19日 1584号

【止めろ!土砂投入 東京で連帯集会 辺野古へ行こう!キャンペーン第2弾呼びかけ】

 現地の行動に連帯し、東京でも「止めろ!土砂投入7・6集会」が開かれた。辺野古への基地建設を許さない実行委員会が主催した。

 ヘリ基地反対協議会共同代表の安次富(あしとみ)浩さんが沖縄からの訴えを行った。「『諦めず勝利をつかむまで闘い続ける』は20年あまりの闘いで作り上げてきた原点。辺野古の浜のテントは2004年4月以降、5555日を超えた。亡くなった金城祐治さん、嘉陽のオジー(嘉陽宗義さん)、比嘉盛順さんら『命を守る会』のお年寄りたちの怒りの根底には復帰前の米軍、復帰後の日本政府による差別の歴史がある」と粘り強い抵抗の意味を語り、宮古・石垣・与那国への自衛隊配備について「沖縄戦のときと同じで、またも沖縄を戦場の最前線に位置付けている」と安倍政権の狙いを指摘。

 合わせて「辺野古埋め立ては政府の思惑通り進んでいない」とし、▽大浦湾の超軟弱地盤、2本の活断層問題▽辺野古弾薬庫改修で核兵器貯蔵庫になる危険性の追及▽土砂を運ばせない全港湾(全日本港湾労働組合)の協力▽ロシア・ドイツ・フランス国営放送局の取材▽国の「違法」を許さない住民訴訟・行政訴訟▽「普天間返還、オスプレイ・辺野古反対」で大同団結しているオール沖縄の闘い―を勝利の展望として挙げた。
ホームページに戻る
Copyright Weekly MDS