2019年08月02日 1586号

【参院選最終盤の総がかり行動/自衛隊ホルムズ海峡派遣 NO/最低保障年金制度の実現を】

 参院選の闘いが最終盤に入った7月19日、総がかり行動実行委員会などの主催で国会議員会館前行動が行われ、1500人が参加した。

 主催者あいさつした福山真劫(しんごう)さんは「ボルトン(米大統領補佐官)が日本にやって来る。イラク戦争を企画し実行した男だ。『有志連合』によるイラン侵略の体制づくりに日本は絶対参加してはならない。9条の条文改憲阻止と合わせて、日本を戦争する国にする安倍の暴走を何としても止める必要がある」と力を込めた。

 国会議員に続いて、参加した市民がマイクをとる。千葉県第5区(市川・浦安)市民連合の徳武純平さんの発言にはひときわ大きな拍手が寄せられた。「改選数3の千葉選挙区では4人の有力候補が争っている。立憲現職と共産新人が共に千葉県市民連合と政策協定を交わし、1人区以外では珍しい野党共闘が誕生した。安倍政権いい加減にしてくれという市民一人ひとりの声が政治を動かしている。『野党は共闘していてもばらばら』という安倍総理の発言は完全に的外れ」

 年金引き下げ違憲訴訟原告団の馬場目(ばばのめ)トミ子さんは「39地裁、総勢5279人で裁判を闘っている。とくに私たち女性は、女性の低年金の構造的要因に必要な措置をとらず一律に年金減額を強行したことを許さない。豊かな老後は高齢者の基本的な権利。トランプ言いなりの兵器爆買いをやめ、最低保障年金制度の早期実現を」と訴えた。

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