2019年09月06日 1590号

【共同宣言賛同へ署名行動 元徴用工問題の学習も 大阪 枚方】

 8月18日、炎天下の枚方市駅前、8人で日韓市民共同宣言への署名・宣伝を行いました。日韓問題というだけで避けて通る人もいましたが、「個人請求権は消滅していない」と週刊MDSの記事で説明すると署名し、試し読みも了解。「平和外交で仲良くしないと」など、13人の方に協力いただきました。

 8月21日には、住民自治を考える会で、中田光信さん(日本製鉄元徴用工裁判を支援する会事務局)を招いて「日韓関係と元徴用工問題」の学習会を開催しました。15人が集まり、日韓条約では、日本政府は朝鮮を植民地にしたことを謝罪せず賠償でなく「独立祝い金としての経済援助」で手を打ったこと、また、個人の賠償請求権は残っている点は日本政府も認めていることを確認できました。「元徴用工の裁判支援を長年取り組んできた中田さんの思いが伝わった」との参加者の声も。

 政府・マスコミの嫌韓キャンペーンに負けず自分の問題として堂々と声を出さなければ、と改めて思いました。

(枚方市・住民自治を考える会・手塚隆寛)

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