2019年09月13日 1591号

【熱い想いが社会を動かす 子育て世代が集える場を】

 私は30代後半で子どもが2人いる。杉谷さんを知ったのは7年ほど前だが今回初めて選挙を手伝った。杉谷さんの頑張りは本当にすごい。結局は一人の熱い想いが社会を動かすのだと思う。

 子育てをしていて大変だと感じるのは、すべて親の責任にされがちだということ。それも母親だ。低収入・長時間労働の不安定な仕事、ひとり親、障がいを抱えた子―大変なことはそれぞれあって、個人で乗り越えるには限りがある。だから「子どもは社会で育てる」という意識の共有と具体的な施策が必要だ。子どもが保育を受けられる権利、安心安全な環境で遊ぶ権利など、みんなに等しく保障してほしい。

 子育て世代といっても本当に多様で「私たち」という意識を作るのが難しい。子育て世代が集える場やネットワークづくりが同じくらい必要だと思う。

 40年ほど前、この向日市は子育て先進自治体と言われたそうだ。その輝きを取り戻してほしい。まずは選挙公約に掲げた中学生以上の医療費無料化、保育所の待機児童ゼロをぜひ実現させてほしい。(向日市・F)
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