2019年09月27日 1593号

【「軍事費より社会保障、安倍退陣」署名を呼びかけ/戸別訪問による対話で平和を/ZENKO全国実行委員会】

 9月15日、北海道、東京、大阪、広島、沖縄を結んでZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)全国実行委員会が開催された。

 安倍政権が排外主義を煽り内閣改造で改憲シフトを加速する中、DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)に学び地域から対話で平和への世論を広げることが重要だ。その手立てとして、要求項目や文案の論議を重ねてきた「豊かな市民生活は実現できる!軍事費よりも社会保障を!安倍政権の退陣を求める署名」が呼びかけられた。

 大阪市の14日一斉戸別訪問の取り組みには計36人が参加。2時間学習・練習し、ペアで1時間訪問、1時間の振り返りを行った。訪問では、特に不安はないと答えた人も年金、介護の問題など水を向けると「自分も年金がもらえるか分からない」など色々な課題が語られる。様々な声を束ね大阪市や省庁への要請行動につなげる(関連記事6面)。

 東京・足立区でも戸別訪問に取り組んだ参加者が「団地には障がい者、低所得者など生活に困っている人が多い」「一人ひとりとの対話で得た署名の1筆は街頭署名とはまた異なる」と意義を語った。

 この場で、山川義保、土屋典子、高瀬晴久共同代表にかわって、今年、昨年のZENKO全国実行委員長を担った河辺友洋、田中拓真が共同代表に就くことが確認された。

関西 11・4団結まつりへ

 続いて大阪では関西実行委員会。団結まつりは11月4日、大阪市・扇町公園で開催される。名称は「東アジアの平和をつくろう!STOP改憲!11・4団結まつり」となった。

 ゲストは、沖縄から沖縄平和運動センター議長の山城博治さん、韓国から代案文化連帯のキム・アランさん、済州(チェジュ)島のノ・ミンギュさん、希望連帯労組のチェ・オスさんを迎える。また来年1月には「日韓ユース参加団in済州島」も開催される。沖縄、韓国を結び市民の力で東アジアの平和をつくっていこう。

(ZENKO共同代表・田中拓真)

◎11月4日(月・休日)11時開会/大阪市・扇町公園/

◎実行委員会は9月28日、10月12日、27日 大阪市城東区LAGセンター

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