2021年08月13・20日 1686号

【市長選勝利へ市民と野党の共同/市民の力で統一候補山中さんに 横浜】

 7月25日、横浜市内で開かれた「市長選勝利をめざす市民のつどい」は山中竹春さんを市民と野党の共同の統一候補へと押し上げた。立憲民主党、共産党など五野党とカジノ誘致反対横浜連絡会、そしてSTOPカジノ市長選共同アクション共同代表の私が、山中氏をはさんで壇上に並んだ。

 6月末、立憲民主党が山中氏を市長候補に推薦して以降、「共産党と並ぶな」という連合の圧力で共産党との協議が難航。立憲主体の山中氏街頭宣伝が続けられ、駆けつけた市民に制限を加える状況まで。共産党を支持する市民の動きも重くなり、市民の中にも連合、立憲に対する批判が高まった。私たちも立憲、共産に対し、カジノ反対の共同の選挙を、と要請した。

 そうした中で7・18横浜パレードが行われた。市長選共同アクションと、共産党支持者も多いカジノ誘致反対横浜連絡会でつくる実行委員会で、市民が前に出るイベントとして250人超で大成功させた。立憲、共産両党議員をはじめ地域活動をしている多くの市民が参加し、山中氏も駆けつけて勝利に向け力強く演説し、拍手に包まれた。その3日後、共産党が山中氏の「自主支援」を決定。市民はこの決定を歓迎した。

 25日の集会では、市長選共同アクションの代表として「市民が前に出て共同の統一候補山中勝利を勝ち取ろう」を訴え、7・18横浜パレードの成功を報告した。終了後、市民から「よく言ってくれた」と感謝の声も寄せられ、一歩進められたのではと感じた。

(青島正晴<STOPカジノ市長選共同アクション>)
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