2021年08月27日 1687号

【横浜をコロナとカジノから守る/山中竹春さん勝利へ 全力/シールdeアクションで市民と対話/医療に強い街、子育てしやすい街へ/横浜市長選】

 8月8日告示された横浜市長選は後半戦に。カジノを止められる唯一の候補、山中竹春さんは16日夕、青葉区の東急田園都市線青葉台駅前でマイクを握った。

 「市民の目線で市民のための新たな横浜をつくる」と切り出し、「カジノ即刻中止、IR(統合型リゾート)構想自体に反対」「介護士など社会を支えるエッセンシャルワーカーの待遇改善」「がんや認知症になっても安心して治療を受けられる、医療に強い街へ」「敬老パスを無償化し、足を支える」「3千人近い保留児童を解消し、女性の活躍を後押し」と続ける。

 自身の子が長期間通院した体験を交えて「子どもの医療費ゼロを15歳までに引き上げ、義務教育の間は医療費の心配をしなくていい横浜に」と約束すると、大きな拍手が。「中学校給食を完全実現し、温かい栄養のある給食を中学生に届ける」「出産費用ゼロ、子どもを産みやすい街に」の政策も共感を呼んだ。

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 「平和と民主主義をともにつくる会・かながわ」は鶴見駅東口の期日前投票所近く(雨の日は鶴見駅東西通路)で「横浜市政・シールdeアクション」を実施。市民と対話を重ねた。

 9日だけでも「コロナ自宅療養」反対62票(賛成2票)、「中学校給食実施」賛成92票(反対1票)が投じられ、「巨大新市庁舎に750億円。中学校給食は60億円で可能」「市長や市議は何を考えているのか」と話が弾む。

 関心は日に日に高まり、「いま投票してきた」「コロナにも詳しいようだし」「菅が応援する小此木じゃだめ」「『カジノ取りやめ』はウソ」などの声が相次ぐ。「ツイッターで拡散しているが、立憲民主の推薦だからいやという人にどう反論したらいいか」といった相談も寄せられた。



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