2021年10月08日 1693号

【命を守る臨時医療施設設置 PCR検査センターの複数設置を 健康安全課へ8回目の要請 横浜】

 平和と民主主義をともにつくる会・かながわは9月17日、横浜市健康安全課に対し8回目となる要請行動を行いました。

 要請内容は、(1)何よりも命を守るため臨時医療施設の設置、医療体制の大幅な拡充(2)すべての高齢者・障がい者施設、学校・保育園などでの利用者、従事者への定期的なPCR検査の実施(3)誰でも直ちにPCR検査ができるようPCR検査センターを市内に複数設置(4)「自宅療養者」への生活支援、訪問看護などの体制充実(5)市民のニーズに応える保健所・各区保健センター職員の大幅増(6)コロナ禍で経済的被害を受けている市民への生活保障―です。

 8月末から自宅療養を余儀なくされた青年からは「保健所から連絡がなかなか来ず、とても不安だった。IR推進課をなくすなら、保健所に職員をまわしてもらいたい」と切実な声も出されました。対応した職員から「自宅療養者とのLINEやAIコールも使っている。医師会とも協力して、患者さんとも連絡を取った。連絡ができないときは突入(訪問)もしている」「高齢者・障がい者施設従事者は、希望すれば週1回のPCR検査は行っている」との回答もありました。

 おりしも要請行動と同時刻に、山中竹春市長の「コロナ対策を加速するプラン」発表があり、ワクチン接種の加速やコロナ専門病院の11月開設、病床100床増設などが示されました。まだまだ不十分な内容ですが、迅速な対応に林文子前市長との違いを感じました。

 ともにつくる会は、市民の要求を実現していく市政にするためにも、ひきつづきPCR検査センターの複数設置をはじめ、市民とともに山中市長に要求していきます。

(平和と民主主義をともにつくる会・かながわ 菅原美福)

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