2021年10月22日 1695号

【命(ぬち)どぅ宝 団結まつり 10・24開催 政治を変える闘いのさなか】

 第35回「命(ぬち)どぅ宝 団結まつり」が10月24日、会場を長年慣れ親しんだ江東区亀戸の地から品川区大井町駅前の「きゅりあん」に移して開催される。

 10月19日公示・31日投票の衆院選ただ中、選挙戦ラスト・サンデーの団結まつり。安倍・菅政権の9年間で深まった格差・貧困・生活危機に立ち向かい、労働者・市民の命と暮らし、尊厳が守られる社会への根本的変革を実現する第一歩となるにちがいない。

 プログラムでは、韓国・希望連帯労組からコロナ禍の労働者の要求実現運動についてビデオメッセージが寄せられ、特別報告として沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」具志堅隆松さんが沖縄からリモートで「遺骨土砂を辺野古の埋め立てに使うことは許されない。全国の自治体議会で反対意見書を採択してほしい」と呼びかける。

 また、外国人労働者弁護団の指宿昭一弁護士が「移住労働者の人権を守ろう」とのテーマで、名古屋入管におけるスリランカ人ウィシュマ・サンダマリさんの死の真相究明や、米国務省「人身売買と闘うヒーロー」表彰に輝いた外国人技能実習生制度廃止の取り組みについてアピールする。

 ステージのライブ映像はYouTubeで配信されるほか、「団結まつりに行こう静岡県実行委員会」の手で同県内にサテライト会場が設けられる。

大阪は10・31扇町公園

 大阪では、総選挙投票日当日の10月31日扇町公園で「自公・維新を倒そう! 命と生活を守る社会に変えよう! 団結まつり」を開く。来場する具志堅隆松さんの報告・交流のほか、あらゆる運動を結集し、感染防止を徹底してステージ企画、模擬店も行う。多くの市民の参加を呼びかけている。
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