2021年10月22日 1695号

【10・31総選挙 市民が前に 命を守る政権交代へ】

 10月19日衆院選公示、31日投開票を目前に、政党まかせでなく市民の力で野党の共闘を強め、勝利を切り開こうと行動が広がっている。統一候補の実現、支援と共に、さまざまな工夫で市民との対話を拡大し、草の根から政権交代へのうねりをつくり出そう。

大椿さんが市民と野党の統一候補に 政治を変えるシールdeアクション 大阪9区

 総選挙公示を目前に大阪9区(茨木市・池田市・箕面市・能勢町・豊能郡)は、社民党の大椿ゆうこさんが市民と野党の統一候補として立候補することが決まった。立憲民主党と共産党などに、「憲法いかそう茨木市民の会」をはじめ市民がくり返し要請してきたことが実現した。会代表の山本よし子茨木市議は「大椿さんと一緒に、市民と野党が共闘し政権交代をめざして闘う」と喜びと決意を語る。

 同会は10月9日、JR茨木駅前で15人参加の宣伝行動。山本さんは「コロナ禍で、自公政権や維新が命を切り捨てていることがハッキリした。今こそ、政治を変えなくては。大椿ゆうこさんは、非正規労働者の低賃金や女性がセクハラ、パワハラに苦しめられている現状を変える闘いを最前線で支えてきた。市民と野党の統一候補 大椿さんにご支援を」と力強く訴えた。

 今選挙で政権交代実現を、と市民にアピールするために「シールdeアクション」にも取り組んだ。スタッフが「大阪維新の病院削減は?」「沖縄辺野古基地建設は?」「原発は必要?」「ジェンダー政策でやってほしいことは?」などのボードを持って呼びかけると、足を止めてシールを貼る人とあちこちで対話も。

 シールが一番多かったのは「辺野古基地NO!」のボード。普段から同じ場所で辺野古の問題を訴え署名行動をしていること、市議会で埋め立てに遺骨土砂が使われないよう求める意見書が採択されたことも、市民の関心を高めている。

 スタッフから「盛り上がっている雰囲気がした」「政治意識を高める上で大きな効果」と意見が出、継続してシールdeアクションに取り組むことも決まった。

 会は、大椿ゆうこさん当選へ全力を尽くす。

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