2021年10月27日 1696号

【大阪9区大椿ゆうこ野党統一予定候補が語る「チーム力で闘うみんなの選挙」】

 公示前日の10月18日、大阪9区(茨木市他4市町)の市民と野党の統一予定候補・社民党副党首、大椿ゆうこさんを囲む会が茨木市内で開かれた。憲法いかそう茨木市民の会、平和と民主主義をめざす全国交歓会が共催、100人を超える市民が勝利を誓った。

 大椿さんは「候補者統一ができたのは市民の運動があったからこそ」と野党共闘の実現には市民の力が不可欠であることを強調した。「政治を変えようと日々訴えてきたみなさんとともに闘う選挙。いうなら『チーム大阪9区』。私は候補者の役を引き受けただけ」

 大椿さんは選挙区の市民の声を聞き、政策を練り上げた。「私のアドバイザーは地元のみなさん。政治家がつくった政策を有権者がジャッジするだけではだめ。市民とともに政策をつくることが民主主義をつくること」と力を込めた。

 統一候補実現が進まない中、立憲民主党や共産党に働きかけた山本よし子茨木市議は「一本化にむけ政党と市民のつなぎ役になれた。大椿さんは非正規女性労働者の立場を一番よく知る候補」とエール。MDS(民主主義的社会主義運動)村田恵子副委員長は「滋賀、京都、大阪、兵庫の統一候補勝利とともに、何より大椿さんの勝利に全力をあげる」と決意表明した。

 野党共闘の動きも広がる。16日、JR大阪駅前で立憲民主党の尾辻かなこさん(大阪2区)、共産党のわたなべ結さん(3区)、れいわ新選組の大石あきこさん(5区)ら女性候補が結集。共闘を強化し、「大椿さんを国会へ」と訴えた。

 社民党福島みずほ党首は「市民と野党の政策合意は、自民党にはできない私たちによる未来へのパッケージ。政治を変えられるとワクワクする選挙。命を守らない、命を切り捨てる政治から、みんなの力で変えましょう。大椿さんをぜひ国会へ」と支援を訴えた。

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