2021年10月27日 1696号

【市民と野党の共闘で命をまもる政権交代だ 総選挙公示 10月31日投開票】

 10月19日、第49回衆議院選挙が公示され、全国で市民と野党の統一候補が第一声を上げた。220以上の小選挙区で実った市民と野党の共闘を自公政権は恐れる。命をまもる政権交代実現へ、市民が前に出る闘いがスタートした(投開票は31日)。

東京12区 池内さおりさん 手をつなぎここから政治を変える

 東京12区の市民と立憲野党の統一候補・池内さおりさんは、小雨降る中の出発式で、約30人の市民に見守られ「市民と手をつないで全力で闘っていく」と力強く宣言した。

 ジェンダー平等を無視するなど、市民の声をまったく聞かない自公政権。それを代えるために、市民運動が押し上げた候補、池内さんには注目も期待も集まる。NHKや朝日新聞、ドイツの新聞社も取材に訪れた。

 「市民連合の政策を着実に進めていくために、ここ12区から政権交代を」。池内さんと市民らは必ず成しとげることを誓った。


東京21区 大河原まさこさん/市民応援団が全力サポート

 東京21区の共同候補・大河原まさこさんは立川市内で第一声。自身、中途障がい者となった経験から「生きていくことがこんなに大変だったのか、障がいを持って初めて気づかされた。誰もが安心して受けられる医療・年金 ・介護、この仕組みをもっと確実なものにしたいと車椅子で立候補した」と決意を語った。

 午後は日野市のJR豊田駅近くでスポット宣伝。駆けつけた「市民応援団」あるが精一前市議は「みなさんの一票一票で政治を変えられる。ぜひとも市民の力を示そうではありませんか」と呼びかけた。


大阪9区 大椿ゆうこさん/生き延びるための政権交代を

 大阪9区野党統一候補・大椿ゆうこさん出発式には約150人が集った。

 社民党、共産党、新社会党のアピール、立憲民主党メッセージに続き、「憲法いかそう茨木市民の会」代表の山本よし子茨木市議が「市民連合や19行動など、地域の共同の積み重ねで大椿統一候補は実現した」。

 大椿さんは第一声で「生きたいのに生きられない、そんな人びとの声を聞いてきた、生き延びるための政権交代しかない。この街から声を広げ、声を集め、て命とくらしを守る政治を取り戻そう」と訴え、全力で走り出した。

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