2021年10月27日 1696号

【池内さおりさん必勝を誓う みんなで選挙@東京12区 主人公は私たち市民】

 10月15日、市民と立憲野党の統一予定候補、日本共産党の池内さおりさんの必勝を誓う「みんなで選挙@東京12区キックオフ集会」が北区赤羽会館で開かれた。市民が主役≠フテーマの下に約100人が参加し、他の立憲野党の都議、区議も応援に駆けつけた。

 「自民党の甘利幹事長が、今回の選挙は『共産主義か自由主義かの闘い』ととんでもないことを言っているが、我々にとっては立憲主義対利権℃蜍`の闘いだ」と「みんなで選挙@東京12区」共同代表の大野裕之さんは、政権交代へ向けて力強く語った。同じく共同代表・平松伊佐男さんは、社会的検査、保健所や医療施設の機能強化、医療従事者増員など市民が今回選挙で求める政策を述べ、池内さおりさんと政策協定の調印式が行われた。

 これは市民の運動から生まれた協定だ。シール投票の活動を行った市民は、政権交代を望む理由には「核廃絶」「同性婚合法化」など多様な声があることを報告。学費奨学金制度によって借金を抱え、返済に苦しむ若者と交流し、「困っている人には返済免除。給付型奨学金を増やす。今回の選挙は、そんな政治に変えていくための絶好の機会」であることを示して、投票に行くことを促したという。このエピソードはコントで紹介された。また、トピカル歌芸人ジョニーHさんが、社会風刺の歌で「政権を代えるために投票に行こう」と呼びかけた。

 早朝6時からチラシを配布している別の市民は、対話の大切さを強調。この日も集会前の駅頭宣伝行動のさなか、失業した人の悩みをじっくり聞いた。

 池内さおりさんも、コロナ禍で困窮している人や、ジェンダーの悩みを抱える人などたくさんの市民の声を聞いてきた。「誰も置き去りにしない、やさしい、支え合いの社会を前に進めていくために全力を尽くす。まっ黒・黒ぬり政治を終わらせて、一人ひとりの声がしっかり届いていく、カラフルな政治をみんなの声でつくろう」と決意表明。

 市民との共闘が固く結ばれた。

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