2021年11月26日 1700号

【辺野古 県内 全国をつなぎブルーアクション 12・4はツアー沖縄集会】

 11月6日午前11時、名護市辺野古の浜テントでオール沖縄会議が呼びかけた辺野古新基地を造らせない新たな県民大行動「ブルーアクション」が開催され、雨が降りしきる中、約160人が参加した。

 オール沖縄候補として衆院選を闘いぬいた4氏も駆けつけ選挙を振り返る。普天間基地を抱える沖縄2区で初当選した新垣邦男さんは「この辺野古新基地、莫大な費用をかけ長時間かけてやる必要はもうないと私ははっきり言っている。ダメなものはダメ、嫌なものは嫌だと発信し続けることが重要。粘り強くあきらめず大同団結し闘い抜いていこう」と訴えた。

 辺野古の浜テントをようやく再開できたと報告したヘリ基地反対協議会共同代表の豊島晃司さんは「今の小選挙区制では野党は共闘しないといけない、62の選挙区で勝利を導いたではないか。そこに確信を持ち、平和・民主主義のために統一を実現させることに頑張りたい」と語った。

 この日、県内各市町村の島ぐるみ会議も同時間帯に街頭スタンディングによるブルーアクション。那覇市の県民広場には雨の中、島ぐるみ会議那覇のメンバー約20人が集まり、横断幕・プラカードを掲げ辺野古新基地NOを訴えた。県外でも沖縄に連帯し東京・新宿などで取り組まれた。

 ZENKOおきなわは現在、12月4日のスピーキングツアー沖縄集会に向け準備中だ。今回はZENKOスタッフ以外の仲間に呼びかけて集会プログラムを一緒に作ろうと、11月13日初めて実行委員会を開催し内容を話し合った。当日ゲストの山城博治さん(沖縄平和運動センター顧問)とともに、南西諸島の軍事要塞化について今後どのような運動方針を立てていくか、参加者とともに考える集会にしたいと思っている。

(ZENKOおきなわ・新垣仁美)

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