2021年12月03日 1701号

【枚方地区/維新を徹底批判/野党共闘でワクワク感】

 大阪・枚方(ひらかた)地区委員会は20日に開催。大阪9区の野党統一候補大椿ゆうこさんの選挙運動に参加した市民らが集い、論議を深めた。

 「野党共闘が実現し、ワクワクして応援した。結果にはがっかりしたが、少し前には考えられない高揚感があった」と苦手だった電話かけにも挑戦、激励を受けうれしかったことなど選挙運動の楽しい経験が報告された。一方で、自公、維新の巻き返しに加担したメディアに対する怒りの声もあがった。「大阪のメディアは維新礼賛。野党共闘に否定的な報道があるとすぐに抗議の電話を入れた」

 枚方市では駅前開発や図書館民営化など維新政治の問題が噴出している。グループに分かれた交流の場では「維新は『売国奴』。利権がらみの集団だ」とSNS上で交わされる厳しい批判の声も紹介された。

 交野(かたの)市からの参加者は、大規模小中一貫校の計画や水道料金値上げ、民営化の動きを紹介し、市民共闘をどうつくっていけばよいかと問題提起。地域の小集会で参加者を増やすことや対市交渉の場で市民団体の連携を広げるワンデーアクションなど枚方での経験が紹介された。

 「維新の本当の姿を暴くために、カジノを問う住民投票実現に向けた直接請求運動に取り組みたい」と決意が示された。「これ以上維新をのさばらせてはいけない。ぜひみんなで決める取り組みを進めたい」

 来夏の参院選にむけ「市民の立ち上がりが大事。負けない運動を」とまとめがあった。

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