2021年12月03日 1701号

【カジノ問う住民投票で反撃/ともに共闘広げる 大阪市】

 21日には大阪市内でMDS集会が開かれた。

 MDS書記長・山川よしやすさんの基調講演を受け、「日本維新の会の政党としての評価は」「若者に選挙へ行ってもらう方策は」などの質問が上がる。山川さんは「若者にも見えるように具体的な対決点を設定することが必要。現在、カジノ(IR)の是非を大阪府民に問う住民投票の直接請求署名運動を検討している。ぜひ、みなさんの力を貸してほしい」と応じた。

 大阪メトロの駅員などの削減問題や公的医療の弱体化による新型コロナ対策の遅れなどに対して、命を守るために、現場検証や陳情署名、対大阪市協議で追及する闘いがリレートークで紹介された。

 活発なグル―プ討議を経て、奈良の地方労働委員会でセクハラ問題を争う当該の訴えには、会場全体の連帯の拍手。また、宮古島に弾薬が運び込まれる沖縄現地メディアの映像は参加者の憤りをよんだ。行動提起でスピーキングツアーへの参加や、辺野古新基地建設を止めるZHAP(ZENKO辺野古プロジェクト)署名への協力が訴えられた。

 あるMDSメンバーは「選挙結果はショックだったが、『下からの共闘を軽視した談合からは何も生まれない』との週刊MDSの言葉に共感。会の通信と一緒に配布を続け、定期購読となった人も。週刊MDSを広げて共闘を強めていきましょう」と報告した。

 MDSに入って命を守るために一緒に闘おうと呼びかけられた。

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