2021年12月31日・2022年1月7日 1705号

【国交省データ改ざん・「赤木雅子さん裁判」幕引き許すな/岸田改憲を新署名の力で阻止しよう 国会前に1000人】

 厳しい冷え込みの中、今年最後の総がかり行動実行委員会・9条改憲NO!全国市民アクション共催「改憲発議反対!辺野古新基地建設反対!敵基地攻撃能力保有反対!いのちと暮らしと営業を守れ!12・19国会議員会館前行動」に1千人が参加。臨時国会終盤で明らかになった国交省の統計データ改ざん、財務省のデータ改ざん真相究明裁判で「認諾」―1億円税金投入で幕引きという岸田政権の腐敗を糾弾。憲法審査会開催、国民投票の煽動による改憲発議に反対し、「憲法改悪を許さない全国署名」による反撃を訴えた。

 総がかり行動実行委員会の菱山南帆子さんが「推進から実現へ岸田改憲が強まり、市民と野党の共闘が求められている。2015年安保闘争のような市民運動の波をもう一度起こそう」と主催者あいさつ。

 立憲民主・共産・社民の国会議員がマイクを握る。「『一部の人が反対しているだけ。国民投票をやれ』と言うが、憲法審査会50人の委員で決めるのはおかしい」(立憲民主党衆院議員・吉田晴美さん)「臨時国会は21日で終わるが、常任委員会をやらず、大臣は所信表明も一般質疑もしていない。必要性も緊急性もない衆院憲法審査会だけ開くのはおかしい」(社民党参院議員・福島みずほさん)

 女性による女性のための相談会実行委員会の柚木(ゆのき)康子さんは「年収200万円以下の労働を正さない限り女性の貧困は変わらない」と今年3度目の12月「相談会」をアピールした。

 
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