2022年03月25日 1716号

【カジノ・IRを問う住民投票へ 地域から次々と「もとめる会」結成】

大阪にカジノはあかん/寝屋川市で「もとめる会」

 3月12日、大阪・寝屋川市内で「寝屋川 住民投票をもとめる会」が結成された。

 2月6日の「寝屋川 カジノの是非を問う住民投票運動を求める会準備会」で論議された目標(1)寝屋川市ほかで住民投票直接請求署名1万筆を集めること(2)署名開始前に400人以上の受任者承諾を達成することを改めて確認。受任者はさらに約200人が必要だ。

 署名集めに向けては、「スーパー前の駐輪場がポイント。特売日やお客さんが集まる時間帯の情報を、事務局に集中してほしい」「私は整骨院を営んでいるが、土・日は仕事を休んで、戸別訪問に取り組む」など実際の行動につながる話が次々と出される。受任者やカンパ集めでは「大阪の経済はよくならないことや依存症の問題を説明してカジノ反対の思いを伝えたら、千円や3千円を出してくれる人もいる。また、友人からLINEで、署名協力の申し出があった」と励まされる反応も報告された。

 今後は、毎週一日一日の行動計画を立て、受任者やサポーターにメールなどで発信していく。3月25日に署名簿が届けば、いよいよ地域から署名行動のスタートだ。


住民投票実現へ/「池田・豊中・箕面の会」もスタート

 「カジノの是非は府民が決める 住民投票をもとめる 池田・豊中・箕面(みのお)の会」が3月11日午後、池田市中央公民館にて21名の参加でスタートしました。署名運動を今この時期に取り組む意義と目的を学習し、署名簿サンプルを用いて受任者の役割と署名活動の実際を共有。他薦自薦による2名の共同代表と9名の事務局員で体制を整え、1名のあらたな受任者登録もありました。

 翌日開催した第1回事務局会議では、能勢町や豊能町にも広げるためにカギになってくださりそうな方の名前を挙げ、担当を確認。さらに、3月25日の署名運動開始までに、3市で相互に協力しながらカジノ街頭宣伝・受任者獲得活動を一回ずつは開催する(3/16豊中駅前、3/18池田ダイエー前、3/19箕面駅前)ことを決めました。

(住民投票をもとめる 池田・豊中・箕面の会 山田敏正)

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