2022年04月08日 1718号

【カジノは財政の底なし沼/「住民投票」署名運動の成功で維新にSTOPを】

 3月27日、「ストップ維新!住んでよかったまち・大阪をつくる市民連帯集会」が大阪市内で開かれ、約160人が参加した。

 森裕之立命館大学教授は「カジノが来たら大阪破たん」と題した講演で「夢洲(ゆめしま)整備は、これまでの損失と規模が違う財政の底なし沼。都市計画の大義もなく、カジノ・IRは直ちに中止すべきだ。カジノを止め、大阪市を維新政治から取り戻そう」と強調。

 4人のリレートークでは、大阪市立高校の府への無償譲渡やコロナ対策、夢洲の土壌汚染などの施策で、大規模開発へ権限や予算の集中化が図られていることが明らかに。カジノ「住民投票」署名運動を成功させようとの発言も相次いだ。

 集会後のデモで「あかん、あかん、カジノはあかん」のコールが市内に響いた。

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