2022年05月06日 1722号

【国会には福島みずほ議員が絶対必要/応援団が総決起集会開く/命を救え 生存権を守れ 人間を人間扱いせよ】

 福島みずほ参院議員を再び国会に送り込もうと4月21日、都内で応援団総決起集会が開かれた。

 後援会会長の評論家・佐高信さんが「スローガンは『1(ワン)アップ3(スリー)ストップ』。1アップ=食糧自給率を上げる。自給率の低い国は戦争をしたがる国だ。3ストップ=非正規労働と壊憲と原発をストップさせる」と主催者あいさつ。

 リレートークでは、「9条の意味は『お金は戦争ではなく人の生活に使え』。軍事費GDP2%で保育や介護はやっていけるのか」(ジャーナリスト・竹信三恵子さん)「福島さんは私たち市民社会の公共財。国会に残って、市民社会のスペースをどんどん広げてほしい」(アジア太平洋資料センター・内田聖子さん)「ウクライナ問題でいろんな政策を出すなら、仮放免の外国人たちの生存権を保障しなさい」(反貧困ネットワーク・瀬戸大作さん)などの訴えが続く。

 福島原発告訴団の武藤類子さん、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会の高里鈴代さんはオンラインで発言。高里さんは「最も感動したのは福島さんが2010年、鳩山政権の裏切り=辺野古新基地容認を拒否し、沖縄県民を守るために大臣罷免をあえて受けたこと」。外国人の人権問題に取り組む指宿昭一弁護士は「ウィシュマさんの妹さんと名古屋入管局長との面談に駆けつけてくれたのが福島さん。その力がなければ入管法改悪を廃案に追い込むことはできなかった」とメッセージを寄せた。

 神奈川県厚木市、埼玉県桶川市・川越市・毛呂山町、千葉県市川市・柏市、東京都昭島市・足立区・板橋区・大田区・多摩市の議員が壇上に。土屋のりこ足立区議は「選挙は1票1票の積み重ね。雰囲気的に盛り上がっても票につながらなければ意味がない。区内160か所のポスターをみずほさんに塗り替えていく」とエールを送る。首都圏各地の応援団が会場に、全国各地の応援団がオンラインで、勢ぞろいした。

 声援に応え、福島議員は「憲法を変える前に、憲法が保障する生存権を守れ。戦争に参加する場合じゃない。人の命を救え。人間を人間扱いせよ。今度の参院選は本当に厳しい。未来を希望を一緒につくるため、どうか一緒に走ってください」と呼びかけた。

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