2022年07月08日 1730号

【みるよむ(627) 2022年6月18日配信 イラク平和テレビ局in Japan 東アジアに平和を 沖縄・南西諸島を戦場にするな 2022ZENKOスピーキングツアー】

 イラク平和テレビ局in Japanは、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)が5月28日〜6月5日にかけて開催した2022スピーキングツアーの講演を5回連続で配信する。

 まず、6月18日配信は大阪集会(6/5)での「沖縄『返還』50周年―琉球弧を再び戦場にするな!」山城博治さん(ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会・共同代表)」の講演である。

 山城さんは、辺野古新基地反対の現場の闘いを紹介する。コロナ禍で運動も制約され参加者が少ない中でも、キャンプ・シュワブのゲート前に集まり闘いを進めてきた。名護市安和(あわ)桟橋や本部(もとぶ)町塩川港では辺野古での埋め立て用土砂を搬出するトラックは朝7時から夜7、8時頃まで動いている。ここでも工事を遅らせる闘いを続けてきた。

 講演の前日4日には、半年ぶりに県民大行動が行われ、約800名が参加した。報告は闘いの勝利への希望と確信を伝える。

 山城さんは、辺野古に、自衛隊が弾薬庫を建設していることを指摘。政府・自衛隊が鹿児島から沖縄の島々、与那国島に至る南西諸島(琉球弧)を軍事基地化する中で、辺野古が自衛隊基地の司令部機能を担うという狙いを明らかにした。

今後の配信予定

 以降の4回の配信でさらに沖縄・南西諸島全体の軍事基地化の実態と現場の闘いが報告されていく。

◆6月25日 ドローンの力で辺野古新基地建設を許さない―奥間政則さん(沖縄ドローンプロジェクト)

◆7月2日 奄美大島の自衛隊基地に反対する闘い(仮題)―城村典文さん(戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット)

◆7月9日 宮古島の自衛隊ミサイル基地に反対する闘い(仮題)―楚南有香子さん(てぃだぬふぁ 島の子の未来をつくる会)

◆7月16日 石垣島の自衛隊基地に反対する闘い(仮題)―藤井幸子さん(石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会)

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