2022年07月08日 1730号

【PEACE in UKRAINE(ウクライナに平和を)! 市民が国際連帯行動】

 6月25日、アメリカ「コードピンク」など世界の多くの反戦団体の呼びかけで、「ウクライナ平和のための国際行動デー」としてグローバルアクションが行われた。

 同日、日本からもMDS・ZENKO関東が5月8日の行動に続き連帯。今すぐ停戦せよ!軍事援助を止めろ!NATO(北大西洋条約機構)の拡大にノー≠掲げて、東京・有楽町駅前で国際行動をアピールした。

 一向に停戦協議が進展しない中、岸田首相は日本の総理大臣で初めて29〜30日スペインでのNATO首脳会議に出席し、戦争加担の姿勢を一層あらわにする。

 参加者は、首脳会議で「ロシアに対する経済制裁を強化、ウクライナへの軍事支援拡大、対中国を念頭に置いた東アジア戦争危機」が中心に話し合われると指摘し、東アジアと欧米の軍事同盟強化を進める首相を批判した。さらに「ウクライナ政府に対して、ドローン、ヘルメットなどの武器供与など戦争に加担することはやめてほしい。戦争を長引かせるだけだ」と即時停戦に向けて外交交渉での解決を6月17日外務省に要請したことを報告した。

 MDS・ZENKO関東は、道行く人にシール投票参加を募った。「ウクライナ戦争を止めるには日本はどうする?」の問いには「軍事援助ではなく停戦を呼びかける」が多数解答。

 参加したメンバーが掲げたボードには「Don't Kill Don't be killed Don't make them kill ANY MORE!(殺すな 殺されるな 殺させるな これ以上)」のメッセージ。それを持つ手には、ロシアとウクライナ両国の国花ひまわりが美しく咲いていた。



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