2022年07月15日 1731号

【2022参院選 市民の力で戦争と改憲止めよう 福島みずほ候補 炎天下、各地で訴え/「公共」の再生へ 岸本さとこ次期杉並区長が応援】

 選挙戦最後の日曜日の7月3日、福島みずほ参院全国比例区候補(社民党)は猛暑の中、東京・上野駅前で街頭演説に立った。

 6月の区長選で現職を破って初当選の快挙を果たした岸本さとこ次期杉並区長と、岸本さんの選対本部長を務めた内田聖子(しょうこ)さん(アジア太平洋資料センター共同代表)が応援に。内田さんは「みずほさんが市民運動にとってどれだけ支えになり、政策実現してきてくださったか。福島みずほはみんなの“公共財”」、岸本さんは「地方政治だけではどうにもならない状況がある。教育費・給食費、脱原発、最低賃金、消費税・インボイス、ジェンダー平等…国がこの当たり前のことをやってくれたら自治体はもっともっと野心的な、環境・人権を守り、気候変動危機に対応する政策をとれる」と訴える。

 福島さんは「岸本さん当選で潮目は変わった。新自由主義の社会を転換し、みんなが生きられる社会をつくりたい。今こそ公共財・公共サービスを復権させ、すべて自己責任にするのではない社会を一緒につくっていこう。ケア労働を大切にし、社会保障を立て直そう。きょうここは“公共の復権”“コモンの復権”を私たちがやるという記念碑的な日になった」と高らかに宣言した。

 演説後はアメ横商店街を練り歩き、「人通りは増えたが売り上げはまだまだ。消費税なしにしてほしい」などの声を丹念に拾った。

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