2022年07月15日 1731号

【「やったー」から「第二ステージもやるぞ」 カジノ住民投票条例実現へ 大阪府枚方市】

 6月25日カジノ住民投票をもとめるひらかたの会の「2ndステージスタートアップへ ひらかたのつどい」が開かれ30人が参加した。

 枚方市に提出した9985筆の署名中9264筆が有効、法定数を大きく突破したことが報告され、盛大な拍手で始まった。会代表の井筒百子さんが「この運動は、住民運動の大きな発展につながった。維新政治を終わらせていく確信をつかんだ」とあいさつ。

 もとめる会の平松邦夫さんは「今回マスコミの力を再確認した。毎日放送テレビが取り上げ、東京新聞も。市民一人ひとりが集まり盛り上がった運動は初めてで、東京のメディアが目を向けSNSで拡散された。72市区町村のメンバーで東京に行こう」と力強く述べた。

 参加者には初めて顔をあわせる方も多い。「年齢・体調もあり近所をまわり、じっくり話し込んだ」「『チームくずは』は年長者のエイエイオーのかけ声で、スーパーや図書館前、ローラー作戦と地域をあたりきった」「自分のみ一筆の署名が多く『意思表示の機会を与えてくれてありがとう』のメモがあった。一人ひとりの声を集め、あきらめない運動だ」「本当にカジノが来たらと悶々としていた。大変な作業を楽しくやるのはすごい」とそれぞれ行動への思いを語る。

 共産党の野口光男市議は「カジノに税金が使われる。枚方市も駅前再整備はタワーマンションなど大企業優先。維新の本当の姿を日本中に知らせたい」と発言。

 枚方維新市政への闘いも引き続き頑張らなくてはと実感する。「やったー」の段階から「2ndステージもやるぞー!」と気合いの入ったつどいだった。

(カジノ住民投票をもとめるひらかたの会 戸川悦子)

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