2022年07月22日 1732号

【東アジアの平和をつくる京都のつどい/ZENKOin大阪へ】

 7月10日、参院選投開票日に「東アジアの平和をつくるZENKO京都のつどい」を開催。オンライン含め約20名の参加でした。

 ジュゴン保護キャンペーンセンターの蜷川義章共同代表は、講演で辺野古の軟弱地盤問題が米国政府・議会を揺さぶっていることを説明しました。2021年3月の米会計監査報告書(GAO)には「地元の反対と環境要因で(基地建設が)大幅に遅れている」と書かれ、「海兵隊航空計画」から辺野古基地に関する年次計画が2019年以降は削除されているのです。

 さらに、国際的な環境保護運動と連携し、埋め立てられようとしている大浦湾が世界的にも貴重な自然環境「Hope Spot」であることを広げることが、基地建設を阻止する展望であることも良く分かりました。

 ZENKOin大阪では、沖縄写真展やワツコ争議、向日(むこう)市での個人情報保護の取り組みなど京都地域の運動を分科会で報告しようと確認しました。また、コンサートの企画として京都の反戦デモの寸劇を演じること、フィリピンの音楽家ポール・ガランさんに激励物を贈ることも決まりました。

 蜷川さんのお話を受け、参院選でオール沖縄の伊波洋一さんの再選を勝ち取ったことに続き、最大の山場となる9月沖縄県知事選挙勝利に向けて、沖縄の闘いに草の根市民運動で連帯し支えようと決意しています。ぜひZENKOin大阪を成功させましょう!

(ZENKO京都 佐藤和利)

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