2022年07月22日 1732号

【物価高を何とかしてくれ! シールに市民の切実な声 東京・赤羽】

 選挙期間中、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)北部は、電話などでの票読み活動とともに、東京・赤羽の街頭で「シールdeアンケート」活動を精力的に取り組んだ。

 「物価高が止まらない。年金削減とガソリン代高騰はどちらが大変?」のアンケートには、「国民年金40年かけても夫婦で10万、生活保護費より低い」など窮状を訴える声が目立った。自民党・茂木敏充幹事長の「消費税減税なら年金3割カット」発言には怒り爆発。また、「ガソリン代が上がったのは苦しいが、電気代高騰を何とかしてほしい」との意見もあった。

 「家計が苦しくなった今、賃金上昇か消費税減税か、どちらに取り組んでほしい?」の回答は半々。「消費税はしっかりとるくせに年金は減らす」「消費税を何年払っても生活は良くならない」と消費税制度そのものに疑問を投げかける。「とりあえず消費税は納めるから賃金をすぐに上げてほしい」と妊娠中の女性は生活への不安を強く訴えた。

 参院選争点の物価高対策に多数の意見が集中。会話が深まると福島みずほさん、共産党・山添拓さんの支持を呼びかけ、何人かは必ず投票すると答えた。選挙と生活がつながる活動だった。

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