2022年07月29日 1733号

【安倍の民主主義破壊は消えない/死を利用した改憲加速にノー 7・19国会前行動/安倍「国葬」反対】

 7月19日、参院選後初の総がかり国会議員会館前行動。主催者あいさつした菱山南帆子さんは「亡くなったからと言って安倍さんが行った悪政の数々がなくなったわけではない。民主主義を揺るがしてきたのは誰か。まして国葬なんてとんでもない。安倍さんの死を利用した改憲を許してはならない」と力を込める。

 「国葬令は1947年、廃止された。国民に喪を強制し、民主主義と法の下の平等、思想・良心の自由に反するからだ」と指摘したのは、参院選を勝ちぬいた福島みずほ社民党党首。

 先立って行われたキャンプ・ハンセン実弾演習中止を求める米国大使館抗議行動でも「銃弾が民家を襲う事態が日常化しているのに政府は抗議一つしない。安倍さんが沖縄に対してやったことを帳消しにし、国葬まで言い出す。どこまで沖縄を踏みつけにするのか」と怒りの発言があった。

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