2022年09月30日 1741号

【沖縄知事選現地で支援行動 「デニー勝利 よかった ホッとした」 連帯の思いを地元写真展で 京都・宇治】

 台風による欠航も心配された知事選投票日の前週、ZENKOの呼びかけに応え、沖縄へ選挙支援・連帯行動に参加しました。新基地建設(埋め立て)の設計変更不承認を支えたいという思いからです。

 風雨で選挙ポスター用の看板は撤去され総決起集会も延期された9月3日。街頭行動では、雨の中だからこそこちらの思いは強く伝わるはずと信じ、合羽(かっぱ)を着て幟(のぼり)を持ち、通勤ドライバーに手を振り続けました。

 翌4日、暴風雨で街頭行動がないと聞いた時には少しショックな気持ちになりましたが、幸いチラシ折り等の作業があり貢献できたのはうれしいことです。せっかく来たからには何かしたいという思いでした。

 11日開票当日、メディアの「玉城先行」予測にもやはり不安で、ネットの速報を見守りました。午後8時当確=\よかった! とともに、ホッとしたと言うのが正直な思いでした。

2日間で96人鑑賞

 この知事選に連帯し、投票日翌週の17日、18日に、京都府宇治市中央公民館で写真展を開催しました。沖縄現地の座り込み等に参加できなくても、本土でできる連帯行動を企画しよう!と、京都南部で辺野古写真展に取り組んでいます。

 図書館併設の施設で開催したことの意義は、辺野古への興味が薄い方でも、図書館に来てたまたま写真を鑑賞することにより、辺野古大浦湾の自然や基地埋立状況等について理解を深めていただけることです。スピーキングツアーの短縮DVDも上映しました。

 2日間で96名の方の参加で、多くの支援カンパや感想を頂きました。「ニュース等で少しは知っていたがより知れてよかった、また、機会があれば参加したい」とか「新しい知識を得られ今後の自分の思考に大きな影響を与えるでしょう」「このような展示を多くの機会に実施してほしい」「丁寧に説明して頂きありがたかった」という感想に励まされ、今後も開催しようという気持ちになります。

(沖縄平和連帯京都南部の会・神田高宏)



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