2022年09月30日 1741号

【10・23東京 10・30大阪で団結まつり 東京は3年ぶり亀戸中央公園で】

 第36回「命(ぬち)どぅ宝 団結まつり」が10月23日、東京・亀戸中央公園で開かれる。待ちに待った3年ぶりの屋外開催だ。

 9月2日に行われた第1回実行委員会では、「JAL不当解雇撤回!JHUの闘いを全国に広げ、解雇当事者の解決要求を実現しよう!」「改憲NO!岸田・統一協会政権ヤメロ!」などのスローガンを決定。労働委員会を舞台に不当解雇撤回をめざすJHU(JAL被解雇者労働組合)をはじめ「解雇自由」・不安定雇用を許さない闘い、琉球弧軍事化・辺野古新基地建設を止める沖縄連帯の闘い、原発再稼働・新増設を許さず被災者を救済する闘いなど、働く者の命とくらし、権利を守る取り組みを一つに束ね、交流するまつりとすることを確認した。

 開催にあたっては、密集回避のための入場ゲート設置・整理券配布、飲食可能エリアの設定など東京都の新型コロナ感染防止策の徹底を図る。コロナ禍で明日の食材に事欠く人も多いことから、産地直送野菜などの目玉商品企画を実施し、食品等を無料配布する「たすけあい広場」を設ける。

 討議では、「新しい団体に来てもらい、スマホで聞けるラジオ全国番組にして『一緒に行動しませんか』と訴えるなど、今後のプラスになるものを残そう」などの意見が出された。

大阪・扇町公園に沖縄・韓国ゲスト

 大阪の団結まつりは10月30日。9月18日、第1回実行委員会の論議で「カジノ・戦争・改憲・原発 いますぐ止めよう 市民の力で命と生活をまもろう 団結まつり」の名称を確定。

 ゲストに、沖縄ドローンプロジェクト・奥間政則さん、韓国・希望連帯労組メンバーを招く。沖縄・琉球弧要塞化大写真展や大阪府民カジノ住民投票の企画、勝利和解をかちとったワツコ争議をはじめ元気に闘う若者ステージなど、多彩な催しに期待がふくらむ。

 腐敗まみれの岸田自公政権、維新政治を終わらせるため、すべての市民の闘いを持ち寄り交流しようと呼びかけられた。
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