2022年09月30日 1741号

【市民5団体が「国葬」反対集会/会場あふれる300人 最後まで抗議を 大阪】

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)など改憲や戦争に反対する市民5団体が呼びかけ、安倍元首相の「国葬」に反対する集会が9月19日、大阪市内で開かれた。台風が迫る中300人以上が集まり、会場からあふれた。「安倍国葬」問題への市民の関心の高さを示した。

 関西大学法学部の作正博さんが講演し「国旗国歌法のように、強制はしないと言いながら現場では強制性が強まる」と指摘した。

 市民団体はそれぞれの取り組みを報告。ZENKO共同代表の田中拓真さんは、「国葬」反対署名について「いまも東京事務所には連日1000筆ほど郵送されてくる」と反響の大きさを話し、「カジノ反対のように、地域や自治体から運動を拡げ、岸田政権を倒そう」と訴えた。「国葬」の当日には、各地で抗議行動が計画されている。



大阪・枚方市で220人がアピール

 9月16日、枚方(ひらかた)市役所前中央公園で「国葬反対枚方・交(かたの)野市民集会」(主催同実行委員会)が開かれ、220人がアピール、スタンデング。「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」も、3人が国葬反対、カジノ闘争、市駅前再開発・市役所移転問題を訴え、集会後も枚方市駅前で市民にアピールした。

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