2022年10月21日 1744号

【10・23、30団結まつりへ 沖縄に連帯し岸田を倒す】

 「カジノ・戦争・改憲・原発 今すぐ止めよう! 市民の力で命と生活をまもろう 10・30団結まつり」へ10日、大阪市内で実行委員会が開かれた。30日当日は沖縄ドローンプロジェクト奥間政則さん、韓国・希望連帯労組メンバーが参加。沖縄・琉球弧ミサイル要塞化写真展、カジノ反対をクローズアップし、成功へ全力をあげることを確認した。

 10月23日、東京で開催される「命(ぬち)どぅ宝 団結まつり」には、ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会発起人で映画監督の三上智恵さんが参加する。22日の同前夜祭(NATULUCK神保町 15時30分〜)でも講演する。

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)共同代表の田中拓真さんから呼びかけが寄せられた。

あらゆる運動の結集を

 岸田政権の支持率が急落している。「国葬」後に行われた世論調査(共同通信10/8〜10/9)でも支持率35%と過去最低を更新。岸田の「国葬」強行と自民・統一教会の癒着問題、物価高・新型コロナへの無策、そして改憲・軍拡推進に対し市民の怒りが渦巻いている。

 闘うことで社会は変えられる。一つは、沖縄の諦めない闘いだ。3千日を超える現地での粘り強い闘いは、沖縄・玉城デニー知事を再選させ、軟弱地盤や南部土砂の問題で辺野古新基地を造らせない局面を切り開いている。10月1日の県民大行動には750人もの人びとが集った。ZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)の運動は、米国議員に働きかける書簡運動と連動し発展している。

 もう一つは大阪のカジノ住民投票直接請求署名21万筆を集めた市民の力だ。9月30日の東京大行動は長崎や和歌山、横浜など全国から200人以上が参加した。カジノ反対の闘いにより維新の支配が続く大阪で潮目が変わりつつある。

 さらに「国葬」反対の闘いだ。ZENKOの呼びかけた「安倍・国葬中止を求める署名」は7万筆近くが集まり、共同記者会見を行った4個人・団体で約55万筆に達した。国葬当日には国会前1万5千人をはじめ、全国各地で抗議行動が行われた。臨時国会でも追及が行われる。

 不当解雇、首切り・不安定雇用を許さない闘い、原発再稼働を許さず避難者に連帯する闘いなど、あらゆる運動を持ち寄り団結まつりを成功させよう。市民の力で岸田政権を打倒しよう。

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