2022年10月28日 1745号

【市民の力で市政を変える 大阪市・市民連合が発足】

 10月14日、大阪市内で「大阪市を市民の手に取り戻そう! 市民連合」発足集会が開かれた。

 これは、全国の市民連合に学びつつ「大阪維新の会」の独裁政治ストップを目的として、政党政派を超え市民参加で市政を取り戻そうと、各区の市民が呼びかけて結成されたもの。

 6月、市民の力で勝利した東京都杉並区長選の選対事務局長・内田聖子さんが、「住民思いの杉並区長をつくる会」を中心とした住民運動の経験を報告。市民とりわけ女性が前面に出た「やさしい熱狂、楽しい運動…」との選挙運動や、地域から住民自治を取り戻す取り組みを紹介し、共感を呼んだ。大阪市民ネットワーク代表の藤永のぶよさんは、情報公開を使ったカジノ予定地・夢洲開発のでたらめな事実を暴いた。

 行動計画では、運動の柱として「IR・カジノを止める、夢洲開発への公金支出をやめさせる」など6点を確認。来春地方選へ「大阪的野党共闘・市民派共闘」を願い知事選・市長選での1対1の選択肢をめざす。

 藤永さんや桜田照雄さん(阪南大教授)、梅田章二さん(市民の力で政治を変える!大阪アピール)など5人の共同代表を選び、市民中心の共同スタートへ広く賛同を呼びかけた。

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