2022年12月02日 1750号

【カジノへの融資するな 市内の銀行に要請 支店長と面談も 高槻市】

 「カジノ誘致を止める府民の会・高槻」も、大阪府内一斉行動の11月11日に高槻市内の三菱UFJ銀行と三井住友銀行の3支店に申し入れをしました。

 12人が集まり、銀行前で宣伝と署名を呼びかける間に支店長とも面会を求めました。1つの支店は事前にアポイントを取って支店長と相談室で対面しました。「カジノへの融資は、銀行の社会的責任に反します」「府内21万、高槻でも1万2千筆近くの署名が集まり、カジノに不信感が表現されました」として融資断念を要求。支店長は「カジノ住民投票の署名のことは聞いていた。今日の内容は上に伝えます。でも申し入れ書は内規があって」と言って受け取りを拒否しました。

 他の2支店では支店長不在で、対応した職員の方は「支店では判断できません」と言うので、「要請書で支店長や本店に説明してください」と渡してきました。支店レベルへの動きが本店の判断に影響することを期待します。

 銀行前では、カジノ企業への融資に反対する署名を呼びかけました。半年前の住民投票署名の余韻が続いていて、反響は上々です。

(カジノ誘致を止める府民の会・高槻 小山潔)
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