2023年11月03日 1795号

【戦争への道を止め、岸田内閣を打倒する国会に/総がかり臨時国会開会日行動】

 「改憲・軍拡・増税反対!」「南西諸島のミサイル配備反対!」などのスローガンを掲げて10月20日、衆院第2議員会館前で総がかり行動実行委員会などによる臨時国会開会日行動が取り組まれた。

 パレスチナ・ガザに対するイスラエル軍地上侵攻の危機が迫る中、主催者から「今臨時国会で日本政府として即時停戦実現に向け力を尽くさせるための議論を行うよう、各党・各議員に働きかけよう」と訴え。

 国会議員も「イスラエルがやろうとしているのは78年前の沖縄戦と同じ。人びとを包囲し、逃げられない場所に追い込み、無差別に殺す。国際人道法違反だ」(福島みずほ参院議員=社民党)「バイデン大統領は『イスラエルと共にある』とガザ侵攻にお墨付きを与え、『日本と共にある』と日本全国を戦場にする。岸田内閣はそれに迎合する最悪の内閣だ」(伊波洋一参院議員=沖縄の風)と声を大にした。

 市民の発言では、「さよなら、マッチョ政治」フェミブリッジ(女性の架け橋)を企画した一人、元足立区長候補の西山千恵子さんがマイクをとり、「ジェンダー平等の視点で女性たちがつながっていく。貧困層の多く、非正規雇用の多く、切り捨てられている介護現場の労働者の多くは女性。9月には全国1200人の女性たちの怒りの声を集めた。11月4日、第2弾をスタートさせる。女性の声で政治を変えるが、男性たちの内助の功、大歓迎します」と力強く語った。



関電前の全国集会に500人

 「使用済み核燃料の行き場はないぞ!全国集会」は10月22日、大阪市の関西電力前で500人。デモ隊は、飛び入りや沿道で手を振る20歳台の若者の姿に元気を得て梅田を行進した。関電前プロジェクトも団結まつりの後、デモ参加を呼びかけて参加した。

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