2023年11月03日 1795号

【「胸が痛い、伝えたい」と高校生も 世代を超え語り合えた 兵庫・西宮】

 「もう誰の命も奪わないで!武力で平和はつくれない!」―そんな思いで10月15日、緊急行動をJR西宮駅前で取り組みました。アラブ諸国をはじめDSAや世界の市民の「パレスチナに平和を」大行動も私たちの気持ちを揺さぶりました。

 チラシもパネルも急きょ手作り。ダブルの母国を持つ青年が自ら「書かせてください」。「人々を決めつけて、分断する風潮がよくない。誰の命も大切なんだ」と語り、Wishing for a long lasting peace!(末永く平和を願って)≠ニ。

 19日昼過ぎ、阪神西宮駅前で再び行動。「ガザ地区のニュースを見て胸が痛い」と語る高校生は、イスラエル建国の歴史も学んでいました。アピールの写真を一緒に撮り「僕たちもほかの人たちに伝えていきたい」との言葉に大いに元気をもらったスタッフ。「軍事ばかりにお金使って何よ。福祉ほったらかしやん」と怒りをぶつける介護職の方も。

 街のなかには世代をこえ平和を語り合える空間があることを確信する日々です。

(ZENKO兵庫・古武家育子)

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