2023年11月10日 1796号

【ガザのジェノサイド即時停止/同じ人間として命を守る闘いを/大阪】

 10月28日に大阪市内で、「ストップ・ジェノサイド!ガザ緊急アクション」が行われ、500人が参加した。呼びかけには、BDS(Boycott<ボイコット> Divestment<投資撤収> Sanctions<制裁>)関西、ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)など一連の行動に取り組んできた28団体が名を連ねた。

 ミニ集会では、大椿ゆうこ参院議員(社民党)、大石あきこ衆院議員(れいわ新選組)、大阪憲法会議などが連帯あいさつ。

 関西ムスリムサポート協会・ナビードさんは「我々は、日本人でもパキスタン人でも、イスラム教でも仏教でもなく、まずその前に一人の人間であることを忘れてはならない。人間として同じ血が通っています。我々にできることはパレスチナで行われている事実を知らない人に伝え、力を合わせていくことです」。その言葉を受けて参加者は繁華街をデモでアピールした。

 デモ後、JR大阪駅前のスタンディング抗議では、参加した在日パレスチナ人家族の子どもも「パレスチナでは今、自分と同じ年の子どもたちが次々と死んでいるので、心がとても苦しいです。こんなことは一刻も早くやめてほしいです」とアピールした。

 ZENKOの山川よしやすさんは「10月27日、国連総会でガザの『人道的休戦』決議が採択。しかしアメリカとイスラエルは反対、日本は棄権。ふざけるな!と言いたい。今すぐガザ攻撃をやめろ」と強く訴えた。

 呼びかけ団体を代表して役重善洋(やくしげよしひろ)さん(BDS関西)が「残念ながら、イスラエルによる侵攻は、まだ止まっていません。運動を広げるために、さらなるご協力を」と呼びかけ、参加者はパレスチナとの連帯を強める決意を固めた。





京都でも「大虐殺やめろ」とデモ

 毎月実施している武器はいらない!めしだ!<fモ。10月29日は「ガザ大虐殺やめろ!」と強くアピールした。(京都市)

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