2023年11月10日 1796号

【虐殺をやめろ 占領をやめろ/全国でデモ、ダイ・イン、スタンディング/パレスチナ市民と連帯/即時停戦、占領の終結を 東京】

 イスラエルによるガザ空爆、大虐殺を止めようと10月27日、イスラエル大使館前でダイ・インが行われた。殺された人びと、殺されようとしている人びとに思いをはせ、150人が地面に横たわった。

 29日には新宿駅東口で、"Women in Black Tokyo"の呼びかけによるサイレント・スタンディング。沈黙と黒衣で犠牲者を追悼し、ガザへの無差別報復攻撃に抗議するとともに、イスラエルによる封鎖と軍事攻撃の即時停止に向けた外交努力を日本政府・米国政府などに求めた。

 配布されたアジア女性資料センターの声明は「『人道的配慮』の強調が国際法違反の集団懲罰をより文明的に見せかける言い訳にされてはならない」と指摘。日米政府・国際社会に対し「パレスチナの人びとに対するイスラエルの集団懲罰を明確な言葉で非難すること、暴力のさらなる拡大を防ぐためにあらゆる外交努力を行うこと、長期的には占領を終わらせるために交渉による平和の実現を促進・支援すること」を求めている。



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