2023年11月17日 1797号

【ノースドック揚陸艇部隊配備反対 県民署名6万超を市に提出 横浜】

 9月30日まで取り組んだ「横浜ノースドック揚陸艇部隊配備反対県民署名」の横浜市長への提出行動が10月24日、横浜市役所で行われた。この署名は、県内の学者・弁護士が呼びかけ従来の枠組みを超える運動となり、合計6万1568筆を横浜市長あてに提出した。

 報告集会で署名実行委員会共同代表の福田護弁護士は、配備される米軍揚陸艇部隊について「南西諸島を含め迅速に部隊・物資を展開。沖縄の島々での戦争の準備と遂行の拠点が横浜港のど真ん中に設けられていいのか」と訴えた。署名は10万筆目標だったが、多くの市民団体から「街頭活動ではなかなか署名が集まらず苦戦を強いられた」の声。ノースドックはあまりに市民に知られていない。

 私たち「平和と民主主義をともにつくる会・かながわ」は、3つの市民団体で9・10バイバイノースドックパレード実行委員会を担い、500名のパレードを成功させた。実行委員会は継続し、引き続き配備反対の共同行動を目指す。11月23日には、沖縄の県民平和大集会に連帯して桜木町でのパレードを準備している。

 11月4日には「基地開放」の一環「ノースドックラン」に合わせ、最寄り駅で共同宣伝行動。基地周辺の住民がチラシをよく受け取り、1時間で100枚以上配布した。「これからどうなるか心配」「どうしたら止められるんですか」など10人以上と対話ができた。

(平和と民主主義をともにつくる会・かながわ 青島まさはる)
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