2024年01月05日 1804号

【万博中止!カジノはいらん! 手作り集会・パレードに市民800人 追い込まれている国や府市】

 12月23日、「夢洲カジノを止める大阪府民の会」が呼びかけ39の市民団体・労働組合などの協賛を受けた「万博中止!カジノはいらん!御堂筋パレード」は800人以上が参加。声をあげ万博もカジノも中止に追い込めるとの思いを広げた。

 手作りの舞台で主催者「府民の会」の百済(くだら)マニさんは「ガザの市民の状況と万博を重ねるのは不謹慎かもしれないが、殺されているのは暮らしている人々の声=B私たちの声をなかったことにはさせない」と決意を語る。山川よしやす事務局長は「土壌工事は始まったが、追い込まれているのは国や府市だ。出資側のJR西日本や京阪ホールディングスまでリスクを公言し綻びが露わになっている」。「どないする大阪の未来ネット」事務局長の馬場徳夫さんは「来年の市議会・府議会がカギ。怒りをぶつけよう」と檄を飛ばす。

 れいわ新選組・大石あきこ衆院議員、社民党・大椿ゆうこ参院議員が駆け付け、立憲民主党・辻元清美参院議員もメッセージを寄せた。市民の漫才、替え歌、ダンスなどのパフォーマンスに思わず笑顔と拍手が。

 パレードはサックスと鳴り物をバックに「維新の馬場さん 聞こえてますか〜/ここにいてます 万博反対!/カジノのための 万博いらん!/命と血税 粗末にするな!」と元気にコール。20代の若者2人が飛び入りで一緒に替え歌やコールもノリノリ≠セ。小学生を連れた母親をはじめ老若男女みなが気軽に加わり声をあげる市民パレードとなった。万博・カジノ中止の世論をさらに大きく。参加者に確信が広がった。

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