2024年01月19日 1805号

【労働組合つぶしを許さない元旦行動/関生支部や支援労組・市民ら500人】

 反弾圧実行委員会が呼びかける「労働組合つぶしを許さない元旦行動」が2024年元旦の朝10時から大阪府警前で取り組まれ、労働組合や市民、約500人が集まった。連帯ユニオン関西地区生コン支部への弾圧に抗して始まったこの行動。元旦行動としても6回目になる。

 主催者の反弾圧実行委員会・小林勝彦代表が「大手百貨店でもストが取り組まれたが、まだストへの世間の目は冷ややかなものがある。司法の判断も社会の情勢によって変わると言われる。大阪ユニオンネットワークでは春の総行動に加えて昨年、秋の総行動も始めた。関生支部への弾圧を糾弾するとともに労働運動の強化を皆さんと共有したい」と挨拶。関生支部の湯川裕司委員長は裁判を報告し「弾圧が始まって7年、組合員は減ったが笑顔の絶えない労働組合として未来を創っていきたい」。各地の反弾圧実行委員会など支援団体も次々とアピールした。

 参加者は「労働組合への弾圧を許さない」「憲法28条を守れ」「大阪府警は謝罪しろ」と声を上げ、『連帯バンバン』(『歌えバンバン』の替え歌)や『インターナショナル』を歌って、1時間半の行動を終えた。

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