2024年01月26日 1806号

【市民の「虐殺やめろ」の声 とどろく/ZENKOは2・4連帯デモ呼びかけ 大阪】

 大阪でも13日、「関西ガザ緊急アクション」の呼びかけでJR大阪駅前でのスタンディングアクション。約200人が参加した。

 ガザ空爆、地上での大規模虐殺を止めるためには、世界中から停戦を求める声で包囲しなければいけない。パレスチナの旗がはためき、「虐殺やめろ」「パレスチナに平和を」など手作りのプラカードを持ち、駅前を歩く人、バスを待つ人にアピールした。

 参加者は想いを一つにする。「ガザ地区では人口の1%の2万人以上が亡くなった。日本に当てはめると100万人以上の大虐殺だ」と怒りの声があがる。空爆で殺されたパレスチナ作家アラリールさんの詩「もし私が死ななければならないなら」が読み上げられた。

 ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)も発言。地元の商店街で練り歩きを行い、地域から平和を求める声を上げていることを報告、「2・4ガザ攻撃即時中止!パレスチナ連帯!ZENKO集会&デモ」への参加を呼びかけた。

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 城東区では「平和と民主主義をともにつくる会・大阪」メンバーら15人が連帯行動。想いを込めたコールが下町にとどろく。「ガザ爆撃をやめろ」「今すぐ停戦 今すぐ平和」「殺りくやめろ 攻撃やめろ」「武力で平和はつくれない」

 商店街や住宅街を練り歩いて訴えると、工事現場のガードマンや塾の前で遊んでいた子どもも手を振って応える。スーパーの前では、「戦争は本当にアカンなぁ」との反応もあった。

 次は2月4日のパレスチナ連帯デモ。さらに大きなデモで、市民や子どもへの攻撃を許さない声を大阪市中に広げることを確認した。





滋賀ではスタンディングで抗議

 滋賀県大津市でも「辺野古新基地建設ストップ滋賀の会」による辺野古工事代執行に抗議するアクション。急な呼びかけにも25人以上が集まり、「能登半島地震で苦しんでいる人びとが大勢いる時、こんな強行はおかしいでしょ」とのアピールに、市民の共感が広がった(1月12日 JR膳所〈ぜぜ〉駅前)。

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